マスフローメーター「SFM3119」
呼吸器用機器向けのコンパクトなデジタルフローセンサー
コンパクトなデジタルフローメーターである「SFM3119」は,マスフローメー
ター「SFM3100」の後継機です。先代機と比較して、「SFM3119」はデジタルI2C出力と強化された仕様に対応しています。
マスフローメーター「SFM3119」は、-10~240slmの空気、酸素の流量を高い精度と高速で測定します。コンパクトな設計で、既存の機器に容易に組み込むことができます。その信号は内部で線形化され、温度補償されています。さらに、マスフローメーター
「SFM3119」は低圧力損失です。
すべての当社フローセンサーのように、マスフローセンサー「SFM3119」は、特許を取得済みのCMOSens®技術に基づき、1つのマイクロチップ上にセンサーと測定処理電子回路が統合されています。その結果、要求とコストに厳しい用途において非常に安定して正確なシステムを実現できます。「SFM3119」は、特に人工呼吸器や麻酔のような用途での吸気流量検出や、酸素と空気を非常に正確に混合させる場合に適しています。
マスフローメーター「SFM3119」は、SEK評価キットでテスト、評価が可能です。
マスフローメーター「SFM3119」の初回サンプルは、2021年第1四半期に入手可能の予定です。量産製品の市場導入は2021年第2四半期になる見込みです。
特長
- 流量範囲:-10~+240 slm
- 精度4.5% m.v.(標準)
- 超高速応答時間
- 低圧力損失< 16mbar @ 200slm(標準)
- コンパクトな設計で組み込みが容易
- 空気およびO2に対して校正済み
- カスタマイズされたOEMソリューション対応
- デジタルI2C出力
- 完全校正かつ温度補償済み、再校正不要
用途
- 人工呼吸器
- 麻酔
- 吸気流量検出
- 混合ガス