マスフローメーター「SFM3300」
口元流量測定向け加圧蒸気滅菌(AUTOCLAVE)対応マスフローメーター
マスフローメーター「SFM3300-AW」は、加圧蒸気滅菌(AUTOCLAVE)処理に耐えられるので、加圧蒸気滅菌と洗浄を行い再利用することができます。
本センサーは最大250slmの流量を双方向で測定することができます。従い、マスフローメーター「SFM3300-AW」は人工呼吸器やその他呼吸関連用途の口元流量測定に適しています。フローチャネルの特殊な機構設計の結果、小さなデッドスペースを実現し、また僅かに高めた圧力損失は、口元測定時の様々なインレットコンディションへの依存度を低減します。
マスフローメーター「SFM3300-AW」は、当社の全てのセンサーと同じように、センサー素子と信号処理回路が1つのCMOSチップ上に統合されている特許取得済みCMOSens®技術を活用しています。従い、CMOSens®フローセンサーは、長期安定性に優れ、高速で正確な信号を出力します。
特長
- 加圧蒸気滅菌および洗浄可能
- 流量範囲: ±250 slm (双方向)
- 小さなデッドスペース: < 10 ml
- 様々なインレットコンディションへ対応可能
- 高速信号処理時間と優れた堅牢性
- 呼吸器系標準サイズのインレットコーン
- 脱着可能な信号コネクタ機構
- ディスポーザブルタイプあり
未熟児アプリケーション向け口元マスフローメーター
当社の製品範囲は未熟児と小児用アプリケーションの口元マスフローメーターを含みます。本センサーはディスポーザブル版とリユース版があります。

加圧蒸気滅菌(AUTOCLAVE)対応 医療向けマスフローメーター
当社は長い間マスフローメーターの開発と市場開拓を行っており、今までは患者へ送られるクリーンエアーの体積量測定の為、人工呼吸器や麻酔器にて当社マスフローメーターが使用されていましたが、このクリーンエアーを送るラインとは別に人工呼吸器と麻酔器では呼気流量を測定する方法が必要です。良く知られているのは口元で流量を測定するか、口元より先で測定するかのいずれかの方法となります。どちらにしてもマスフローメーターには空気を通して患者の感染した細菌や病原菌が付着する可能性があるので、ディスポーザブルまたは衛生的で滅菌可能なデバイスが必要です。当社では加圧滅菌(AUTOCLAVE)且つ洗浄可能なマスフローメーターを開発しました。